「転職の赤本」感想。【夫】
読んでみたら、自分が現状の何に不満を感じてるかちょっとだけ分かったよ、というお話です。
1.概要
こちらの本ですねー。
さっと読んだ限りだと、スーパーマン系の著者が経験を基にいろいろと書いてます。20代で転職してから数年で役員になったとかそんなお話。
腕を組んだ時にどちらの腕が上に来るか、で向いている職業がわかるとか、少し胡散臭いような・・・というのが正直な印象。
2.役に立ったお話
今の会社の嫌いなところ、タスクと好きなところ、タスクを3つずつ挙げて、嫌いな点を反転させれば自分の求める12の条件が出てくるよ、というところ。
それぞれに優先順位をつけて、対応していこうね、転職はそのための手段の一つであって、今の会社でも変えられることはあるんじゃない?というところ。これは面白かったのでやってみたよー。
(嫌いなところ)
何事も「自分が悪いと考えるべき」という考え方
飲みニケーション至上主義
電気施工の一発勝負プレッシャー(モノの不具合や図面の間違いなどひとつ想定外が起こると大きなトラブルになりかねない。)
(嫌いなタスク)
社内資料作成が多すぎ
社内外接待が多すぎ
単調な手配業務が多すぎ
(好きなところ)
オフィスがきれい
電気・ネットワーク・クラウド等の汎用知識が身につく
自分がかかわった製品が目に見える形で稼働している
(好きなタスク)
マーケティングとターゲットのリスト作り
客先打ち合わせ(案件掘り出し>具体的案件の進捗管理>価格、要件整理)
提案用資料作成(企画>システム構成)
↓
≪求めている12条件(優先順位順)≫
①突発的でフォローできない失敗やトラブルが起こりにくい
②仕事とプライベートは分けて考える
③比較的ドライな職場の人間関係
④チームで協力的に働く
⑤汎用的な知識が身につく
⑥ある程度のステータス
⑦仕事の成果が目に見える形で社会に役立つ
⑧本業に集中できる環境
⑨社外の関係者と協力してアイデアを出す
⑩ルーチンワークが少ない
⑪企画・提案の場を多く持てる
⑫マーケティング(?)
総じて、プライベートを犠牲にして仕事に全力で取り組みたいタイプではないんですね、きっと。どれだけ仕事に重きを置くかってきっと人それぞれで、それによって合ってる業界とか会社があるよねー。
特にこの①については業界を変えるか、職種を変えるかしないと改善できないはず。いっつも案件の最終日は怖くてしょうがないのでねぇ・・・。
メーカーでも、化学とか素材とかの上流に行けばちょっとは違うものなのかねぇ・・・。
そんなことを思いましたとさ。
んー、結論はよくわからんけど、備忘録として。